elnachengeのブログ

歯が折れて初めて気付いた歯医者選びの難しさと歯の大切さについて。結局どんな基準で歯医者さんを選べばいいのか?患者目線で考察するブログ。

歯科医院を選ぶ時のポイント。〜歯が折れた、裂けた、ヒビが入った編。

今日は一旦、ここまでを振り返って、どうしたら良かったのだろう?

どうするのがベストだったのだろうという目線で書いてみようと思います。

 

いわゆる一般的な歯科治療では無い、

専門分野的な治療が必要になった時。

についてのお話ですが、その時がいつ訪れるのかは分かりませんし、ちょっとおかしいなと思ってふらっと出掛けた歯科医院で急遽治療しますとなる場合もあると思いますので、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

この記事に目を止めて下さり、読んで下さる方の中には、

今現在、歯が折れた、裂けた、ひびが入った。もしくはその可能性がある。

 

怖い。抜くのは嫌だどうしよう。

 

と、心配されている方が含まれているかも知れません。

…と、いうか、私がそうでした。

歯根破折から7年も経過した今、ようやく治療再開となったわけなのですが…。(その間、数ヶ月に一度のペースで他の歯科医院に相談には出掛けいますが、様々な理由で治療に至らなかった。)

 

 

結論から言ってしまうと、

早いに越した事は無い。です。

歯は自然治癒しないし、悪い歯を放置する事で、日増しに周りの歯を支えている骨まで溶けてしまいます。

今現在私の歯を支えてくれている骨はかなり溶けてしまっています。

 

で、骨が溶けるとどうなるのかと言うと

歯を支えられなくなって歯が落ちてきてしまう。

本当に酷い状況なので見苦しい絵ですみません。

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でも、こうなってしまいます。

ずり落ち、隙間まで出来てしまいました。

 

この絵は私が、このブログを書き始めた

2023年11月13日に新しく通い始めた歯科で処置をして頂く直前でやの状態です。

 

 

酷いです。

ですので、早く歯医者さんに行った方が良いのですが、その歯科医院選びが難しい。

 

…で、迷っていると、時間が経ってしまう。

 

 

歯根破折を突き止めて下さったけれど、技術と知識が残念で歯科医院選びを誤った!!と感じた

N歯科を選んだ時のポイントはこうでした。

 

 

インプラントを謳っていた。

→当然自分はインプラント治療になると思っていたので、とりあえずインプラント治療を謳っている歯科に行かなければと思い込んでいた。

今は何処でもインプラント治療を謳っているが、本当にインプラントを専門にしている先生でない限り、普通の歯科医でインプラントするのは逆に怖いという事を後々知った。

 

人間性が良い、良い先生。などの口コミ。

→歯科は技術職であるという現実が私の頭から抜けていた。歯は人間性や人当たりの良さでは治せない。接客に長けている技術職向きの職人気質の先生っているのか?という謎。

 

③痛く無い治療を謳っていたし、痛く無いなどの口コミ。

→今は何処もそんなに痛く無い。

今時2段階で麻酔してくれる。

麻酔が効きにくい人は何処に行っても効きにくいし、その逆も又然り。

そもそも歯医者は多少は痛い。

(そんな事しか謳い文句が無いのかと今なら思う。)

 

 

では、歯根破折から7年経過した今、

の歯科医院を選ぶポイントはどうか。

どういうポイントで選べば良いのだろか? 

失敗を経て色々な歯科で相談をして思った事、感じた事、今現在の判断基準。

 

 

①先生が1人では無い。

→知識の共有があり、判断が独りよがりでなく、新しい技術を常に学んでいる先生であるかどうか。(常に医療は進化している。取り残されている医師はそもそもの提案出来る選択肢を持っていない。)提携病院まで書いてあると更に安心。選択肢を知識として持っていつつ、専門分野外の事は無理せず他の専門医を紹介してくれる環境があるかどうか。

 

②ホームページなどに専門分野がきちんと記載されている。

→例えば歯根破折などの場合は歯の根っこの治療を専門的にされているかどうか。その知識と経験があるかどうか。

専門分野の無い歯科医師の場合は通常のかかりつけの町医者としてはどんなに素晴らしくても、専門的な治療はまともに出来ないと思った方が間違いが無いのだと知った。

そこで他院を紹介してくれる良心的な先生なら素晴らしいと思うが、頑張って施術してくれちゃうとホント悲劇。

 

③カウンセリングに時間をかけている。

レントゲンと写真撮影が念入り。

→これは盲点だった。これが1番大切だと今は思う。一般的な虫歯の場合はこの時間は無駄に感じるかもしれ無いけれど、歯は一旦治療するとその後も虫歯になるリスクは上がる事はあっても下がる事は無い。再発しにくい被せ物や治療をしようと計画から施術まで丁寧で、こだわるタイプの技術者タイプの先生かどうか。

(少しの虫歯だとここで掛る時間と費用には憤りを感じるかも知れない。)

 

 

と、かなり偉そうな書き方をしていますが、本当にそれくらい慎重に選ばないと大変な事になるという事を伝えたかったので、書いてみました。

一度決めて診察台に登ってしまったら、結局後は“まな板の上の鯉。なのですから。